高知県教育長「個人情報の管理を再度徹底!統一ルールを!」

高知県の長岡教育長は6月19日の記者懇談会で、個人情報の管理を再度徹底するため、学校内での運用に関する統一ルールを示す考えを明らかにした。

6月、南国市の岡豊高校の教師が、生徒208人分の氏名やテストの点数など個人情報を記載した教務手帳を紛失した。現在も見つかっていない。

また、5月には南国市の東工業高校で、個人情報が入った文書を誤送付するなど、不祥事が続いている事を受け、県の長岡教育長は新たな対応について次のように述べた。

県・長岡幹泰教育長:
「教務手帳のようなものについては統一的な原則を示していかなきゃいけない。保管場所の部屋から持ち出すような場合、どうするべきなのか、具体的な原則を我々(県教委)として示していきたい」

県教委はこれまで「個人情報の取扱いマニュアル」を各学校に示し、運用をゆだねていたが、成績や家庭の状況、保護者の電話番号などが記載されたものについては、取扱いを具体的に決めて、近いうちに提示することにしている。

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