アンパンマン街灯を今年度中に撤去。やなせたかしさんのふるさと香美市の商店街【高知】

香美市の美良布商店街に設置されているアンパンマンの街灯とキャラクター人形が今年度中(2024年度)に撤去されることになった。

三木優花:
「あ!アンパンマンがいますね。今は明るくて分からないですが、よく見ると街灯になっています。お鼻がはげちゃってますね」

撤去することになったのは香美市美良布商店街のアンパンマンをかたどった街灯とキャラクター人形。香美市は3月12日付でフレーベル館など4者から商店街の街灯などの撤去を求められた。

やなせたかしさんのふるさとである香美市は、来年春の朝ドラのモデルがやなせ夫妻になったことから、商店街のアンパンマンの街灯の修繕を検討していた。

しかし、著作権管理にあたる4者は老朽化した人形が倒れて観光客が怪我をしたり、実物と異なるデザインのキャラクターが設置されたままになることを危惧。

以前と比べて著作権の管理が難しく、市と4者は協議の結果、アンパンマンの街灯などの撤去で合意した。

商店街の住民:
「もう初めからあるきね、そら退けんほうがええね。あった方がええ」

茨城県からの観光客夫婦:
「やなせ先生が大好きなので」
「やっぱり観光で来た者的にはこういう人形があったほうがアンパンマンの聖地だな、やなせ先生の聖地だなと感じられるので、無くなるのはすごく寂しいですね」

フレーベル館など4者はアンパンマンの代わりに、やなせさんがふるさとのために残したキャラクター「カミーティア」を地域のために使ってほしいという意向だ。

© 高知さんさんテレビ