ものづくりの楽しさ伝えたい…高校で出前授業 金属溶かしてメダル作り 福島

福島県の高校生にものづくりの楽しさを伝えようと、19日、出前授業が行われました。

ものづくりの楽しさを学ぶ出前授業が行われたのは、県立光南高校です。1年生およそ200人が3つの教室に分かれ、金属を溶かしてオリジナルのメダルを作る体験などに挑戦しました。

この出前授業は、普段ものづくりの技術に接する機会の少ない普通科などの高校生に、ものづくりの楽しさを体験してもらおうと県が開いたものです。ものづくりの技術を学べる県立テクノアカデミー郡山から6人の職員が高校に出向いて授業を行いました。

また、企業ガイダンスも開催され、参加した企業の担当者は製造している商品の特徴を紹介したり、休暇制度など福利厚生が充実していることなどをアピールしたりしていました。

参加した高校生「今回は、日常生活では体験できないことをさせていただいて、進路のとても参考になりました。きょう学んだことを生かして今後の自分の進路実現に向けて頑張っていきたいと思います」

この事業は県の『感働!ふくしま』プロジェクトの一環で、県では高校生を対象にものづくり企業の見学会も開くことにしています。



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