2023-24シーズンをもって現役を引退した元日本代表FW岡崎慎司氏は、“アンチ”からの声について本音を語った。
6月17日にテレビ朝日系列で放送された報道ステーションにゲスト出演した際、岡崎は「ただただ必死にやってきた。認められていないことにフォーカスをしてやってきた。認められたいと思って、今までずっとやってきた」と口にする。
大越健介キャスターが「認められていましたよ、十分」と話すと、38歳の名手はこう続けた。
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「そっちじゃなくて、絶対に反対意見の人がいるじゃないですか。そっちに認められたいと思って自分はフォーカスしてきた」
「認められていない」と感じた点については、「足がそこまで速くないとか。泥臭いとか。上手くないとか」と例を挙げ、「そういう声があるとしたら、『俺はそんなにできないことはない』みたいな。そういう反骨精神が自分をここまでにしたのかな」とキャリアを振り返った。
「認めさせたい」という思いが、名ストライカーの原動力になっていたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部