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ブランド牛「氷見牛」のハンバーガー「氷見牛バーガー」を氷見市内の洋菓子店が考案した。新鮮な地元の野菜と自慢のバンズで包み込み、氷見牛のおいしさを楽しめるシンプルな味が特徴で、氷見の味を堪能できる名物バーガーとしてアピールする。
氷見牛のバーガーを商品化したのは、氷見市大野新の洋菓子店「patisserie shun(パティスリーシュン)」。氷見を盛り上げ、氷見牛の地産地消に一役買おうとの思いで開発した。
氷見牛100%のひき肉を使って独自の味付けをして仕込んだ。店で発酵させて表面にケシの実を振って香ばしさを醸し出すバンズと新鮮な野菜やチーズで挟み、肉質や鮮度、霜降りの度合いを示す脂肪交雑が優れた氷見牛のおいしさを全面に押し出したバーガーに仕上げた。
店のテラスで楽しんでいた来店客が「こういう場でバーガーやランチでもあればいいな」という声を聞き、4月から試作を重ね、6月10日に商品化にこぎ着けた。
店ではこれまで氷見牛を使った塩味のパウンドケーキ「氷見牛ケークサレ」を商品化したことはあるが、ハンバーガーは初めてとなる。今後は顧客の反応を見ながらクロワッサンをベースに氷見牛のサンドイッチの商品化も検討する。
●テラスで楽しんで
7月には庭のテラスを増設してウッドデッキやハンモッグなどで氷見牛のバーガーを頬張りながら、ゆっくりと楽しんでもらう。オーナーの早川俊さん(67)は「どうせやるなら氷見牛でやりたかった。自然の中でぜひ氷見牛のおいしさを楽しんでほしい」と話した。