季節の移ろい告げる 高田城址公園外堀ハスが開花

高田城址公園北堀のハス(19日午前8時56分撮影)

上越市本城町の高田城址公園外堀でハスが咲き始めている。緑色の葉の間からピンク色の花がのぞき、初夏から夏への季節の移り変わりを告げている。

19日は北堀で2輪ほどの開花が見られた。南堀では南東にある上越消流雪用水放流施設から複数の花とつぼみが確認できた。南堀周辺を毎日散策しているという男性は、「月曜日(17日)から咲いていたようだ」と話した。同市都市整備課によるとハスの花の開花期間は約4日、午前7時から同9時ごろが観賞に最適だという。昨年は6月20日に開花した。

同公園のハスは明治4(1871)年に植えられた。北堀と西堀、南堀の約19ヘクタールに群生し、「東洋一」と称されている。そのハスを楽しむ「第45回高田城址公園観蓮会」は7月13日から8月25日まで行われる。

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