請戸ヒラメで「なみえバーガー」 ふたば未来高生、道の駅と開発

なみえバーガーを開発した佐藤さん(右)と伊藤さん

 ふたば未来学園高の生徒2人と浪江町の道の駅なみえは、同町の請戸漁港で水揚げされる水産物「請戸もの」のヒラメを使った「なみえバーガー」を共同開発した。19日から道の駅なみえで販売が始まった。開発に携わった同校の佐藤優香さん(3年)と伊藤絵美さん(2年)は「浪江の魚の安全性とおいしさをPRし、福島の水産業を応援したい」と話している。

 県と県観光物産交流協会、日専連ライフサービスでつくる「Fukurum(フクラム)カード」推進協議会の事業支援で開発した。事業の支援を受けて同校生徒が昨年度に開発した「なみえ産ヒラメ入りおさかなタルタルソース」を二次利用し、生徒は4月から授業の一環で道の駅なみえと開発を進めてきた。

 なみえバーガーはヒラメのフィレの香味焼き、タルタルソース、浪江町産のブランドタマネギ「浜の輝」をはじめ、トマトやサニーレタスをバンズで挟んだ。ヒラメは香味焼きにすることでおいしさを引き立てた。マリネしたタマネギの酸味と塩味が後を引く。

 19日、道の駅なみえでお披露目会と販売会が開かれ、生徒2人が来場客にセールスした。なみえバーガーは道の駅なみえで土、日曜日と祝日の限定で販売される。料金は730円。問い合わせは道の駅なみえ(電話0240.23.7121)へ。

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