館山市、20代職員を停職処分 同僚と飲酒後、バイクを酒気帯び運転 「記憶が曖昧」

千葉日報

 館山市は19日、酒気帯び運転をして罰金30万円の略式命令を受けたとして、経済観光部の20代男性主事を停職6カ月の懲戒処分にした。

 市によると、男性主事は昨年10月4日夜、館山市内の飲食店で同僚と飲酒後、帰宅のためヘルメットを着けずにミニバイクを運転。自宅前でパトロール中の館山署員から取り締まりを受け、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。今年5月に道交法違反(酒気帯び運転)の罪で館山簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、納付した。

 男性主事は少なくともビールを3杯、焼酎を2杯飲んでいたといい、聞き取りに「記憶が曖昧で、なぜそういうことをしてしまったのか分からない」と述べたという。森正一市長は「市民の信頼を損なう結果となり、深くおわび申し上げる」とコメントを出した。

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