埼玉で初めて開催、無料で 楽しみながら“いいふうふ”に 同性婚考える展示会 日曜まで誰でも

「いいふうふ」になりたい 草加で21~23日、同性婚考える展示会

 性的少数者(LGBTなど)や婚姻の平等について考える「私たちだって“いいふうふ”になりたい展」が21~23日、草加市の草加マルイで、県内で初めて開催される。観覧無料。

 展示会では、法律上結婚ができないカップルの困り事や、現状の中で可能な限り安心して生きるための方法、実際の当事者の生き方をパネルで紹介する。同性婚に関するシールアンケートや子ども用パンフレットの配布、当事者に向けた相談窓口の案内も行われる。

 展示会は、これまでに全国27カ所で「私たちだって"いいふうふ"になりたい展」を開催してきたNPO「カラフルブランケッツ」(大阪府)と、草加市を中心とする当事者や支援者の団体「スカイツリーラインLGBTQフレンズ」が主催する。

 スカイツリーラインLGBTQフレンズの岩井紀穂(かずほ)代表は「楽しみながら平等や公平について考えてほしい」と呼びかけた。

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