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夏場に乳幼児にかかりやすいとされる『手足口病』が、富山県内で警報レベルを超えました。富山県は、こまめな手洗いなどの感染対策を呼び掛けています.
『手足口病』は、手のひらや足の裏、口の中に、痛みやかゆみを伴う小さな水ぶくれができる感染症で、まれに脳炎などを引き起こし死に至ることもあります。
富山県内で今月16日までの1週間の1医療機関あたりの患者数は5・34人と、警報レベルの5人を超えました。警報レベルを超えたのは、2019年以来、5年ぶりです。
地域別に見ると、中部厚生センター管内が13.67人で最も多く、次いで富山市保健所管内が7・9人で警報レベルを超えています。そのほか、高岡厚生センター管内は3.38、新川厚生センター管内は1.25、砺波厚生センター管内は0.75となっています。
手足口病は、例年7月下旬ごろに流行のピークを迎えますが、今年は全国的に、5月下旬から増加傾向だということです。
県は、▼排便やおむつ交換、食事前などの手洗い徹底、▼共用のタオルを使わないなどの予防対策を呼びかけています。