経済産業省が19日発表した群馬県内のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均小売価格(17日時点)は、前週から横ばいの175円20銭だった。全国平均は10銭安い174円70銭で、2週 ぶりに値下がりした。
石油情報センターによると、主要産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)プラスが自主減産の縮小を決めたことで原油価格が下がった一方、補助金の減額が重なり、ほぼ横ばいとなった。来週は補助金が増額する一方、夏の旅行シーズンの燃料油需要への期待から原油価格が上がった影響で、小幅な値上がりを予想している。
県内のハイオクは横ばいの186円30銭、軽油は20銭安い154円60銭、灯油の店頭価格は18リットル当たり横ばいの2085円だった。