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乳幼児を中心に手や足、口の粘膜などに発疹が出る「手足口病」が流行しているとして県は19日2年連続で警報を発表しました。
「手足口病」は5才以下の乳幼児を中心に流行する夏場の感染症で、水疱性の発疹が手や足、口の粘膜などに現れます。
また、38度以下の軽度の熱が出たり、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。
県によりますと6月10日から16日までの1週間に県内23の医療機関で行われた定点調査では、1医療機関あたりの患者数が5.35人でした。
流行の基準とされている「5人」を超えたことから19日、2年連続で「流行発生警報」を発表しました。
県内で2年連続で警報が発表されるのは2001年以来2回目です。
「手足口病」は咳やくしゃみによる飛沫感染のほか、症状が治まったあとも便からは2週間から4週間ほどウイルスの排泄が続くとしていて県は手洗いの徹底のほか症状が出た場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。