![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1176362625706689223/origin_1.jpg)
任期満了に伴う鹿児島県知事選挙が6月20日告示され、これまでに現職と新人2人のあわせて3人が立候補を届け出ています。
県知事選挙に立候補したのは届け出順に、新人で元県議会議員の米丸麻希子氏(49)、新人で市民団体共同代表の樋之口里花氏(52)、現職で2期目を目指す塩田康一氏(58)のいずれも無所属の3人です。
米丸候補は鹿児島市のドルフィンポート跡地で出陣式を行いました。
雨と風が強くふきつけるなか、集まった150人を超える支援者を前に、「いまの県政を変革するべきだ」として、鹿児島に新しい風を吹かせたいと、強く訴えました。
無所属・新 米丸麻希子候補
「すべての退路を断ってこの場に立っている。絶対に絶対に勝ち抜いて鹿児島県を引っ張っていきたいと思っている。一緒に鹿児島から日本を変えていこう」
樋之口候補はJR鹿児島中央駅東口の駅前広場で出陣式を行いました。
強い雨と風の中、樋之口氏は約100人の支援者を前に「鹿児島の課題は新しい総合体育館や稼ぐ力だけではない」と訴えました。
無所属・新 樋之口里花候補
「原発と軍事基地はいらないという立場で訴えていきたいし、県民の声を聴く仕組み、県民投票条例を作って政治を進めていきたいと考えている」
塩田氏は鹿児島市のかんまちあで出陣式を行いました。
多くの支援者が見守る中、推薦する政党や団体の関係者らの激励を受けて登壇した塩田氏は、稼ぐ力の向上に取り組み、県民の所得向上につなげたいと支持を訴えました。
無所属・現 塩田康一候補
「4年前、九州経済産業局長の職を投げ打って、ふるさと鹿児島に帰ってきた。その熱い思いは今も少しも変わっていない」
立候補の届け出は20日午後5時で締め切られますが、今のところほかに立候補の動きはなく、三つどもえの選挙戦が展開される見通しです。
県知事選挙は7月7日に投票が行われ、即日開票されます。