剣道なのに「片足ジャンプ!?」全国制覇できるようチーム一丸となって頑張る 白河高校 剣道部【明日への一歩】

今回訪問するのは、白河市にある白河高校。

紹介する部活は、剣道部です。

創部70年以上の長い歴史を誇る白河高校剣道部。

大会でも素晴らしい結果を残しています。
今月開催された県高等学校体育大会の県大会。
男子は団体戦で3位入賞。
さらに女子団体は優勝という輝かしい成績を収めました。

14年連続でインターハイ出場を成し遂げた白河高校は県を代表する強豪校です。

現在の部員は選手29人、マネージャー2人で活動。

チームを引っ張るキャプテンの鈴木風雅(ふうが)選手。

\---鈴木選手「毎日がきついです。そこで培えるものは人間としてもすごく成長につながっていて、自分の中ではいいものになってます。」

真剣な表情で竹刀をふるのは、3年生の西館藍里(にしだてあいり)選手です。

Q:剣道を始めたきっかけは?

\---西館選手「兄が剣道をやっていて、かっこいいなと思って始めました。全国制覇をしたいと思ったときに、白河高校が一番強い高校だったので選びました。」

そしてもう一人の女性剣士、同じく3年の後藤ゆうか選手。

\---後藤選手「剣道は駆け引きが魅力的な種目だと思います。相手の動作・仕草ひとつで技をよんだりして、自分の技を選択するのが楽しい。」

実はこの二人、先月開かれたインターハイ地区予選の女子個人の部決勝戦で対戦。

手の内を知り尽くした二人の試合は、延長戦の末、西館選手の勝利。
二人はライバルでもあり、互いを高め合いながら稽古に励んでいます。

では練習を見せていただきましょう。

白河高校の素振りは下半身強化に特化した素振り。
片足でジャンプするなど徹底的に鍛えます。

\---佐藤先生「(片足ジャンプなど)やらないですね、ほかの高校では。無我夢中でやったときに力が発揮できたり、新たな可能性を引き出すためにも、体を鍛えこんでおくというのが特に必要。」

強さの秘訣はここにあるんですね。

続いて出てきたのは、タイヤがついた打ち込み台。

汗を流しながら真剣な表情で打ち込む部員たち。
気合いの入った掛け声が道場に響きます。

そして、防具をつけた練習を開始。

面をつけたら「打ち込み」の練習です。

気合いを込め、打ち込んでいきます。

剣道では竹刀のスピードは時速30キロと言われていて、相手との距離が近い分、体感速度はもっと早く感じます。

最後は「課題練習」。
各自課題を考え、得意な技の精度を上げたり、苦手な技を克服できるように練習します。

部員同士で技を研究し、高めあいながら研鑽を積んでいます。

Q:部の雰囲気を教えてください。

\---鈴木選手「とにかくチーム力があるチームです。」

Q:ムードメーカーの部員がいるとか。

部員を笑顔にする決め顔がこちら!

笑いが絶えないアットホームな雰囲気ですね。

Q:今後の目標は?

\---鈴木選手「全国制覇できるようチーム一丸となって頑張ってきます!頑張るぞ!おー!」

みなさんの挑戦を応援しています!

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『ステップ』
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(2024年6月19日放送回より)



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