河川やダムの事故防げ 夏休み前に安全点検 石川・小松市

夏の行楽シーズンを前に、石川県内の河川や海岸などを安全に利用してもらおうと周辺設備の事前点検が20日から始まりました。

金沢河川国道事務所による安全点検は、海や川などを安全に利用してもらうため、ゴールデンウィーク前と夏休みシーズン前の年に2回行われています。

小松市の梯川では、職員ら13人が転落防止用の柵や、万が一転落した場合に川から上がって来られるように整備されたはしごなどに異常がないか確認しました。

金沢河川国道事務所によりますと、梯川では4月の点検で柵が一部外れている所が確認されましたが、今回の点検では異常はみられなかったということです。

金沢河川国道事務所河川管理課・江渕直嗣課長「これから特に大雨によって水かさが急に増して危険な状況になることもあるので、利用者の皆さん自身が安全な利用を心がけていただいたうえで、楽しく水辺を利用していただければ」

金沢河川国道事務所では、6月末までに河川や海岸などにある33か所の施設で点検を行うということです。

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