東京ドーム、黄色いビルにフードホール 大型ビジョンで巨人戦全試合ライブ

by 加藤綾

東京ドームシティの黄色いビル2階に、フードホール「FOOD STADIUM TOKYO」が6月24日に開業する。開業に先立ち、メディア向け内覧会が実施された。

株式会社東京ドームが運営するフードホール。店舗数は11店舗で、約480席が設置される。場所は水道橋駅から東京ドームへの動線上に位置し、東京ドームでのイベント等の前後にも利用しやすい立地となっている。隣には後楽園ホールビル(旧「青いビル」)がある。

外観
水道橋駅側から見た黄色いビル
水道橋駅から進むとフードホールの手前に場外馬券発売所の入口がある
隣に後楽園ホールビル、その先に東京ドームがある
周辺案内図
オープン告知

店内には横6m×縦3.375mのLEDビジョンをメインビジョンとして設置。そのほか55型モニターが12台、43型モニターが21台設置される。モニターは様々な方向から見ることができるよう設置されているため、どの座席からも放映されている映像を観戦・鑑賞できる。モニターごとに異なる映像を放映することも可能で、最大で4種が同時放映される。

6×3.375mのメインビジョン
どの席に座っても映像を楽しめるモニター配置

放映映像は、野球、サッカー、バスケ、ラグビー、モータースポーツ、格闘技等のスポーツ全般、およびミュージックビデオ、よしもと新喜劇、バラエティを予定。巨人戦はホーム・ビジターに関わらず全試合生放映する。また、野球やコンサート、格闘技など、その日の東京ドームシティのイベントに合わせた映像、BGMを流す。

マイクやスピーカー、照明の機能も設けており、パブリックビューイングやトークイベント等での利用も検討している。

飲食店の業態は、クラフトビール、ベトナム料理、町中華、食堂&酒場、イタリアン、もつ鍋と九州料理、メキシカン料理、ラーメン&酒バル、点心・台湾中華、カフェバー、寿司の11種。店舗によりテイクアウトにも対応する。

店舗一覧
多種多様なフードメニューを楽しめる
クラフトビール×ハンバーガー「クラフトビアマーケット」
ベトナム屋台料理「ベトナム屋台バインセオサイゴン」
町中華「新御茶ノ水 萬龍」
食堂&酒場「ニュー大金星」
イタリアン「A destra Salvatore」
もつ鍋と九州料理「蟻月」
メキシカン料理「Don Chava」
ラーメン、酒バル、和食「ラーメン&酒バル 麺屋一燈」
点心・台湾中華・ビール「台湾点心とビール 恒久飯店」
カフェバー「BROOKLYN STAND」
寿司、海鮮、つまみ「水道橋 寿司 わさび」

客席は、エリア毎にコンセプトの異なるテーブル・椅子を用意。4~6人のグループで利用できるテーブル席、ゆったりとお酒を楽しめるソファ席、コンセント付きでコワーキング的な使い方もできるカウンター席、バースタイルが楽しめるハイチェア、見た目にも楽しい桟敷席などから選べる。

メインビジョン前だけでも様々な座席がある。高低差をつけた配置も特徴的
コンセント付きのカウンター席
桟敷席
桟敷席の1番下に座った際の目線

ネオンサインも特徴で、来店者が主役になって絵になるシーンが演出される「映えるフードホール」に仕上げたとしている。

天井のネオンサイン

年中無休で、営業時間は11時から23時。床面積は約1,470m2。

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