国立公園・大山に、大人気アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」の直営店の出店が計画されていることが分かりました。
近くには「モンベル」の店もあり、大山はアウトドアショップの激戦区となりそうです。
松原佑基キャスター
「大山のこちらの空き地にオープンする意向を示しているのは、ザ・ノース・フェイスです」
大山・博労座駐車場(鳥取県・大山町)前で町が整備を進める施設。ここへの参入が決まったのは、東京都に本社を置くゴールドウインです。
ゴールドウインはアメリカの大手アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」の日本での販売を手がける会社で、山陰初となる「ザ・ノース・フェイス」の直営店出店の意向を示しています。
この周辺には、2008年にオープンした日本発のアウトドアブランド「モンベル」の店もあります。
さらに今年4月にも大山寺参道にはアウトドアショップがオープンしていて、一体はアウトドアショップ激戦区となりそうです。
しかし今回なぜ、「ザ・ノース・フェイス」出店計画が浮上したのでしょうか。
松原佑基キャスター
「その背景にあるのが、こうした大山寺エリアにある空き地や空き家です」
町では現在、大山寺エリアの空き地・空き家を活用するなどし、持続可能な地域の実現を目指す「アウトドアライフ構想」に取り組んでいて、今回、ゴールドウインが参入するのも、町が買い取った元レンタルスキー店兼旅館の跡地です。
町は月額使用料40万円で事業者を募り、ゴールドウインが名乗りを上げたということです。
事業者を決めるため町がきのう開いた審査会で、ゴールドウインから、店ではアパレルや大山店オリジナルグッズの販売、子ども向けのネイチャースクールの開講などが可能との説明を受けたということです。
オープンは再来年度の予定。
登山やスキーなど活動フィールドに近いとあって、国内外からの客で賑わいそうです。