SHOW-WA・山本佳志、投票対決の勝因は「一生懸命向き合うことが伝わったのかな」

囲み取材に応じたSHOW-WAの山本佳志【写真:ENCOUNT編集部】

MATSURIとファン投票対決を実施していた

秋元康氏プロデュースの歌謡グループ・SHOW-WAのメジャーデビューが20日、決定した。メンバーが囲み取材に応じ、投票対決の勝因を語った。

“昭和歌謡をリバイバルさせて日本を元気に”をテーマに掲げて開催された「夢をあきらめるな!オーディション」で選ばれた6人によって2023年7月に結成されたグループ。メンバーは料理研究家でリーダーの寺田真二郎(40)、元運転手の山本佳志(35)、歌手の向山毅(35)、元大手企業会社員の塩田将己(32)、元Jリーガーの青山隼(36)、元テレビ技術者の井筒雄太(33)の6人。

24年1月8日からフジテレビ系バラエティー番組『ぽかぽか』MCの元NHKアナウンサー・神田愛花が、SHOW-WAに便乗し、『NHK紅白歌合戦』で古巣のNHKに再び出演することを目論む「愛花を紅白に連れてって!」コーナーがスタート。毎日エンディングでオリジナル曲『君の王子様』を披露していた。

同年3月30日には、「1000人のファンを集められるか」と題したリアルイベントをフジテレビ湾岸スタジオで実施。目標の1000人を超える2156人を動員した。6月10日には、SHOW-WAのステージに来場した観客の人数が累計5万人を達成した。

メジャーデビュー決定はファン投票対決を実施。ネット投票&リアル投票とともにMATSURIの数字を上回り、SHOW-WAが勝利を飾った。メジャーデビューに加え、『ぽかぽか』6月28日まで生歌唱継続、写真集発売決定、7月3日放送の音楽特番『2024FNS歌謡祭 夏』(午後6時30分)への出演がサプライズ発表された。

結果発表の後は、SHOW-WAがフジテレビぽかぽかパーク外に現れ、集まった1121人のファンの前で生歌唱を披露。万感の思いを込めて、『君の王子様』を熱唱した。

メジャーデビュー決定について、山本は「率直にうれしい気持ち。幸せな気持ちもあります。これからメジャーデビューということでより一層、気を引き締めて自分たちと向き合っていかなければいけないなという思いでいっぱいです」と心境を告白。

青山は「勝ち取った瞬間は動揺しましたが、全員で勝ち取ったメジャーデビューだと思っています。素直にうれしい限りです」と笑顔を見せた。

これまで15年間、歌手活動を続けてきた向山は「率直な気持ちはすごくうれしかったですね。もう1度メジャーデビューさせていただく貴重な経験をさせていただいております。このSHOW-WAとしてメジャーデビューしたあとも絶対に成功できるよう一生懸命頑張っていきたいと思っております」と意気込んだ。

続けて、塩田は「メジャーデビューを勝ち取った瞬間は一生忘れないような瞬間になりました。いろんな思いがこみ上げてきました。サラリーマンをやっていたんですけども、歌手の道に進む決意をしてよかったなと思います。メジャーデビューできるようになってスタートラインに立ったばかりですので全ての人の思いを背負ってこれから頑張っていきたいなと思ってます。今日だけは喜びたいと思います」と話した。

井筒は「メジャーデビューにまだ少し夢心地という気分ではあるんですけども、みなさまに感謝と笑顔をお届けしていきたいと思います」とした。

最年長の寺田は「40歳で新しい活動をさせていただけて、夢を追いかけられるっていうチャンスをいただけてすごくうれしく思っています。この6人でこれからもいろんな困難が待ち受けてると思うんですけれども乗り越えて頑張っていきたいと思います」と力を込めた。

投票対決の勝因を、山本は「ダンスも歌も始めたばかりのメンバーが4人いまして、僕たちは技術ではまだまだなところも多いと思うんですけども、すべてのことに一生懸命向き合うっていうことは6人で話し合っているので、それがもしかしたら伝わる部分があったのかなと思います」と分析した。

さらに、寺田は「僕たちは歌やダンスだけじゃなくてMCに欠点があることが発覚しまして。番組内で野々村友紀子先生にご指導いただいたんですけれども僕個人的で言えば『滑舌が終わってる』ということを言っていただいた。料理研究家として料理番組も出ていたのですが僕はまったく意識してなかったんです。それをみなさんが良い風に捉えてくださって『頑張って』という声になりました。欠点を強みに変えてくださったのも野々村先生だと思うんですが、もっと歌だけじゃなくてMCも楽しませれるように頑張っていきたい」と前向きな姿勢を見せた。ENCOUNT編集部

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