東京都知事選告示 群馬・山本知事は小池氏支持を表明「今まで以上に連携」

東京都知事選挙が20日に告示され、過去最多となる56人が立候補を届け出ました。山本知事は20日の会見で、「当選して群馬県と今まで以上の連携ができれば」と話し、現職の小池百合子さんの支持を表明しました。

今回の都知事選は、小池都政2期8年の是非や少子高齢化、災害対策が主な争点で、来月7日の投票日に向けて選挙戦がスタートしました。

山本知事は20日の会見で群馬県から見た理想の都知事像について聞かれ、次のように答えました。

「東京都とのいろいろな関わり合いは群馬県の未来に直結してくるので、グローバルなビジョンを持った人、明るくて前向きなメッセージを出せる人、地方の立場でも東京とは違うところをちゃんと分かって連携しようと思ってくれるような人が良いです。」(山本知事)

そのうえで現職の小池百合子さんの支持を表明し、依頼があれば「応援演説にも行く」としました。

「しっかり小池さんに再選を果たしていただいて、都政も安定させていただいて、そういう中で群馬県とより今まで以上の連携ができたらいいなと。」(山本知事)

また、過去最多となる56人が立候補している点については、「立候補の仕組みをもう少し考えたほうが良いのでは」と話し、国会での議論を求めました。

なお、現職の小池さんのほかに広島県安芸高田市・前市長の石丸伸二さん(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄さん(75)、前参議院議員の蓮舫さん(56)などが立候補を届け出ています。

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