鶴岡八幡宮が神社本庁から離脱と発表 神奈川・鎌倉市の源頼朝ゆかりの神社 「内部からの正常化目指すことを断念」

源頼朝ゆかりの神社として知られる神奈川・鎌倉市の鶴岡八幡宮が、神社本庁から離脱したと発表した。

鶴岡八幡宮・吉田茂穂宮司は、「内部から神社本庁の正常化を目指すことを断念せざるを得ないとの思いに至り、神社本庁の傘下から出ることを決断いたしました」と述べた。

鶴岡八幡宮は2024年3月、神社本庁に離脱を通知する文書を送付し、6月3日、神奈川県から認証を受け離脱が確定した。

鶴岡八幡宮の吉田宮司らは20日午後に会見を開き、現在の神社本庁について、「組織活動は恣意(しい)的、独善的状況が見られる」と指摘し、「今後は神社本庁の外から支えていきたい」と述べた。

また、離脱によって事務や運営に影響はないとしている。

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