不要品を誰かの必要に ECOMAに約80人参加 海老名市・座間市・綾瀬市

環境月間(6月1日から6月30日)に合わせて、(一社)海老名扇町エリアマネジメント(伊波武則代表理事)は6月8日、海老名市扇町のリコーフューチャーハウス横で資源のリユースを目的としたイベント「E(エ)COMA(コマ)」を開催した。

約80人の地域住民が家庭にある不要品を持ち寄り、物々交換を楽しんでいた。

このイベントは同団体の移転に伴う引越しで、排出された不用品に着目した池田歩美さんが「廃棄するのはもったいない」と発案した。

持ち寄った不用品を、風鈴とタンブラーに交換して持ち帰った親子は「もう自分たちでは使わない不用品を誰かに使ってもらえる良いイベントだと思った。掘り出し物が見つかってよかった」と話していた。

池田さんは「イベントに対する問い合わせも多く、世間の環境に対する意識の高さを感じた。フリマや出店など規模を拡大して冬の大掃除シーズンにまた開催したい」と話していた。

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