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宮城・南三陸町職員の震災の教訓から生まれた『GPS機能付きのライフジャケット』がこのほど完成し、発表会が行われた。
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20日、町役場で披露されたのは『GPS機能付きのライフジャケット』で、東京の防災関連会社が開発した。
フードには、GPS発信機が内蔵されていて、万が一津波で流されても位置が特定でき、迅速な救助が期待される。
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このほか、水や保存食などが入る大きめのポケットも付いている。
開発のきっかけとなったのは、旧防災対策庁舎で同僚を失った町の職員の発案で、町も開発に協力している。
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発案した高橋一清さん
「(津波で犠牲になった)彼らに何かしてあげられることないかという気持ちが湧いてきて、一つの形になることは本当に嬉しいことだと思います」
開発した会社では、30分以内に1メートル以上の津波が想定される地域がある自治体などでの需要を見込んでいるという。