大切なのは家族の愛…それとも、元夫への復しゅうの完遂…鍵を握るのは汚職の証拠データの入ったUSB『肝臓を奪われた妻』

6月18日深夜に日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」『肝臓を奪われた妻』の第12話が放送された。

北山優香(伊原六花)は中村光星(桐山漣)と結婚。ただ、それは優香から母・聖子(櫻井淳子)への肝臓移植が目的で、移植後、離婚に追いやられた優香は中村家の思惑を知り、復しゅうを決意。優香の計画通り光星の妹・弘子(加藤千尋)は婚約破棄を強いられ、光星自身も離婚へ。追い込まれた光星は、隙を見て息子・結人(近江晃成)を連れ去ってしまう。

息子が姿を消し、動転する優香であったが、非通知でかかってきた電話から「結人は中村光星のマンションにいる」と知らされる。小栗健(戸塚純貴)と共に光星のマンションに乗り込むとそこには結人の姿が。

怒りをあらわにする優香に対し光星は「目を離すからいけない」とふてぶてしい態度をとるが、これに激怒した小栗は「実の父親だからってなんでも許されると思うな」と光星の頬を殴りつけた。このシーンには「よく殴った!」と視聴者も小栗を称賛。

弘子の元婚約者・井川賢三(田村健太郎)は、光星が雇った探偵(飯田基祐)に促され中村家を調査。光星の汚職の証拠を見つけた賢三は、復しゅうの切り札として、そのデータの入ったUSBを優香に渡した。その光景を不気味に見つめる光星に気づいた優香は、結人と共に小栗のマンションに身を隠すことに。

また、中村家が優香の肝臓を奪ったことを知った賢三は、復縁を迫る弘子に対し二度と近づかないよう通告。ショックを受けた弘子は、大量の睡眠薬を飲み緊急搬送されてしまう。

そして、優香の味方・黒田(原田龍二)に魅了され2200万円をだましとられた聖子は、さらに1000万円を工面するため再度、光星を頼る。これまでのあまりにも身勝手な母・聖子への不満が積み重なり「ウンザリなんだよ。あんたの息子でいることが!」と光星が怒鳴り、そのショックで聖子も搬送された。

USBの中身を確認した優香は、これを開示し復しゅうを遂げることを決意。ただ、これに小栗は猛反発。復しゅうの連鎖を結人にも背負わすことになると説得するが、優香は、これ以上誰かを傷つけないためにもトドメを刺すべきであると涙ながらに胸の内を告白。その頃、光星は探偵にUSBの“強奪”を依頼しており、最終決戦を迎えようとしていた。ネット上では「最終回待ちきれない」といった投稿も。

次回、ついに迎える最終話。優香は中村家への復しゅうの完遂させるのか、それとも…

『肝臓を奪われた妻』日本テレビ 火曜プラチナイト枠「ドラマDEEP」
毎週火曜 深夜24時24分〜24時54分放送
【TVer】
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写真提供:(C)日テレ

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