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涼し気な話題。庄内町で恒例の「金魚まつり」が始まり、会場では町特産の「庄内金魚」などが販売されている。
金魚の品種の一つ「オランダシシガシラ」と「フナ」を掛け合わせた「庄内金魚」は、いまから110年ほど前に庄内地方で生産が始まり、更紗(さらさ)模様で優雅に泳ぐ姿から「振袖金魚」とも呼ばれ親しまれている。
庄内町で20日に始まった「金魚まつり」では、庄内金魚など15種類の金魚が1匹100円から2万円で販売されていて、愛好家たちが訪れ、熱心に品定めしていた。
一般的に尾びれが長いことで知られる庄内金魚だが、中には短い魚もいるそうで、エサを適量与えるなど注意深く育てれば、長いもので35年ほど生きるという。
(酒田市の愛好家)
「庄内金魚は白と赤のコントラストがきれい。紅白の鮮やかなところが好き」
(成澤よしみ養魚場・成澤恵美子さん)
「庄内金魚以外にもいろいろな種類がいるので、ぜひ見て行ってもらいたい」
「しょうない金魚まつり」は6月24日までで、22日からの週末の2日間はイベントも開かれる。