白鳥士郎氏 藤井聡太叡王を破りタイトル奪取した伊藤七段に「将棋ファンが泣く理由」を解説

藤井聡太八冠(左)を破った伊藤匠七段

ライトノベル「りゅうおうのおしごと」で知られる作家の白鳥士郎氏が20日「X」(旧ツイッター)を更新。将棋の叡王戦五番勝負第5局で藤井聡太八冠を破り、初のタイトル奪取した伊藤匠七段に言及した。

白鳥氏は「八冠、崩れる。叡王戦は伊藤匠七段が最終局に勝って初タイトル獲得となりました!」と投稿。

さらに「初挑戦からタイトル連続獲得22回(無敗)の記録を打ち立てた藤井聡太叡王は、初めての敗退を経験することに…」と藤井八冠が23回目のタイトル戦で初め敗れたことに言及したうえで「伊藤匠新叡王の誕生と、藤井聡太の七冠への後退。しかしこれは長く続く人の戦いの通過点に過ぎない」と今後さらにライバル関係が続くと予想している。

同学年の2人は小学生時代からのライバルだったことにも触れ「藤井聡太から初めてタイトルを奪ったのが伊藤匠なことに将棋ファンが泣く理由」として「小学3年生の時に全国大会の準決勝で対局して負けて号泣したほうの少年が先にプロになり史上最年少でタイトルを獲り史上初の八冠制覇した。その八冠を崩したのが、あの時に勝ったほうの少年」と小学生の将棋全国大会で伊藤新叡王が、藤井少年を号泣させたエピソードも紹介。ドラマチックな展開に感銘を受けたようだ。

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