三陸鉄道、3期ぶり黒字に 株主総会で昨年度当期利益2700万の決算承認

三陸鉄道の3期ぶりの黒字となる昨年度の決算が株主総会で承認されました。

20日、盛岡市内で三陸鉄道の株主総会が行われました。

昨年度の三陸鉄道は新型コロナの5類移行に伴い、台湾からの観光客の利用が増加。営業収入は前年度から2.5%増え、およそ4億3000万円でした。
一方、営業費用は前年度を3.1%上回るおよそ11億2500万円で、今年度の経常損失は6億6700万円ほどの赤字でした。
経常利益の赤字は30期連続ですが、国からの補助金などを加えた当期利益は2700万円ほどの黒字でした。

三陸鉄道の黒字決算は、2020年度以来3期ぶりです。

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