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広島県神石高原町で、特産のトマトの出荷が始まりました。
神石高原町にあるJAの選果場には、20日朝に収穫されたハウスのトマト約4トンが持ち込まれました。神石高原町は37戸の農家が栽培する県内一のトマトの産地です。
町内で栽培されたトマトには、「まる豊トマト」の名前をつけてブランド化しています。選果機に乗せられたトマトは色や大きさや形を選別されます。検査員が傷や痛みがないかをチェックして手際よく箱詰めしていきました。
ことしから、トマトは傷が付きにくい品種に変えました。出荷や流通の過程で出る食品ロスが減ることを期待しているそうです。
生産出荷組合 橋本英治組合長「トマトを食べると元気になるという声や、秋になればトマトがおかずになるという話しを聞く。そういう声が出るようなおいしいトマトを作っているので買って食べてほしい」
神石高原町のトマトは、平年並みの約1200トンの出荷が見込まれていて、広島県内や大阪の市場に届けられます。