アプリで出会い紹介 ネット通販で7900万超詐取

福岡県春日市の男性がマッチングアプリで知り合った人物からネット通販ビジネスを紹介され、7900万円以上をだまし取られました。

警察によりますと、春日市に住む68歳の男性は2月上旬にマッチングアプリを通じて、女性を名乗るアカウントを使用する人物と知り合いました。

男性は知り合った相手から「サイトに開店して、ストア内で売れた商品の代金立替払いをすれば、30%上乗せされた金額が自分の口座に入金される」などとネット通販ビジネスを紹介され、3月末から6月にかけて立替金や保証金などとして合計およそ7900万円をだまし取られました。

最初に立替代として6万6千円を振り込んだ際、サイトに表示される自身の口座には30%上乗せされた金額が表示されていたため、男性は振り込みを続けたということです。

春日警察署管内ではマッチングアプリが絡む詐欺事件が今年に入って数件発生していて、警察は「直接会ったことがない人からの投資話は信用しないでほしい」と注意を呼びかけています。

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