橋下徹氏 改正法の対応で維新にダメ出し「マズいと思ったら反対するとか最悪の政党」

橋下徹氏

元大阪府知事の橋下徹氏(54)が毎日放送「よんチャンTV」に出演し、改正政治資金規制法の成立に一役買った日本維新の会を批判した。

橋下氏は「最悪の法律だからね。何にも改革になってないんですよ。全部、検討。いつまでにやるという期限も全く入ってないんですよ」と斬り捨てた。

日本維新の会は衆院で賛成するも、参院では反対に回った。「自民党と公明党がものすごい批判を受けてますけど、実は基本的には全部、維新の提案だから」という橋下氏は「維新執行部は責任を取れ!」と書いたフリップを出しながら「衆議院で賛成しておいて、マズいと思ったら参議院で反対するとか最悪の政党でしょ」と追及を緩めない。

同法の改正案が衆院の特別委員会で可決した後、日本維新の会は野党にシュークリームを差し入れた。橋下氏は「『お世話になりました~』って。維新の国会議員はすぐ動画配信して『ほら見てみろ、俺たちこれだけやったぞ』って、誇らしげにやってて。急に参議院になって反対するってね」とあきれ果てていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社