【マレーシア】台湾の台光電、ペナンで東南ア初工場を着工[IT]

台湾の銅箔基板(CCL)メーカー、台光電子材料(エリートマテリアル、EMC)は、マレーシア・ペナン州で新工場の建設に着手した。ペナン州の投資誘致機関インベスト・ペナンによると、同社が東南アジアに工場を設けるのは初めてで、投資額は9億リンギ(約302億円)以上となる見込み。

新工場は同州の工業団地「ペナン・サイエンス・パーク・ノース」に設けられ、敷地面積は約5万6,656平方メートル。2期に分けて建設を進める計画だ。第1期の生産能力は月60万枚。第2期でさらに月15万枚増える。

工場は2025年第1四半期(1~3月)の完工を予定し、同第2四半期(4~6月)の操業開始を見込む。

© 株式会社NNA