【新馬戦】サラコスティ 初陣へ順調 池添師期待のエピファネイア産駒

 活躍が待たれる良血馬サラコスティ(撮影・石湯恒介)

 「新馬戦」(23日、京都)

 日曜の京都5R(芝1800メートル)でデビューするサラコスティ(牡2歳、父エピファネイア、栗東・池添)。1週前にはルメールを背に栗東CWで6F83秒5-11秒4と及第点の時計をマーク。大きく追走した分、モモンウールー(3歳1勝クラス)に首差遅れたが、素軽い走りを披露した。今週は栗東坂路で4F54秒2-12秒8と軽く反応を確かめ、池添師は「順調に来ています。背中が良く、柔らかくていい馬。能力を感じる」と評価する。

 祖母は12年ディアナ賞(独オークス)優勝馬サロミナ。母サロニカの弟妹には、重賞勝ち馬で20年有馬記念2着のサラキア、19年朝日杯FS優勝馬サリオスなど活躍馬ががいる良血だ。「エピファネイア産駒だけど、口の強さがなくてまとまりがある」。指揮官期待の大物に注目だ。

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