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アウディは6月18日、EV初の「RSパフォーマンス」モデルとして、『RS e-tron GT パフォーマンス』を欧州で発表した。
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フロントアクスルに搭載されるモーターは最大出力239ps。RS e-tron GTパフォーマンスでは、フロントアクスルのパワーエレクトロニクスが改良された。パルスインバーターが見直されており、より高い放電電流を実現している。
リアアクスルには新開発のモーターが搭載されており、軸方向の長さは192mm、直径は230mm。これらのモーターは、「プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)」に組み込まれており、RS e-tron GTパフォーマンスでは、システム全体で925psのパワーを引き出す。アウディがこれまでに製造した中で最も強力な市販車になるという。RS e-tron GTパフォーマンスの動力性能は、0~100km/h加速が2.5秒。最高速は250km/hに到達する。
RS e-tron GTパフォーマンスでは、オプションでマットなダークカーボンルーフやカーボンカモフラージュエレメントが選べる。これらのカーボンカモフラージュは、バンパー構造、ドアトリム、ディフューザー、ドアミラーに使用されている。
RS e-tron GTパフォーマンスには、専用の新色「ベッドフォードグリーン」が用意されており、ブラックオプティクスパッケージもオプションで選択できる。新しい21インチの6ツインスポークホイールも装備されている。
ボディカラーのベッドフォードグリーンに合わせた「サーペンタイングリーン」のステッチが施された専用デザインパッケージが用意されている。シートは18方向に調整可能なオプションが選択できる。