【いじめに関する報告書…黒塗り部分が閲覧できる状態でHP掲載】学年、聞き取り内容など個人の特定につながる可能性…3時間後にデータ削除【福島市・福島県】

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福島市は、いじめに関する調査報告書を一定の操作をすると黒塗り部分が閲覧できる不適切な状態でホームページに掲載していたと発表しました。

不適切な公表があったのは、2022年に福島市内の公立学校で発生したいじめに関する調査報告書です。

福島市によりますと、6月18日、ホームページに一部情報を黒塗りにした報告書をPDF文書で公開しましたが、一定の操作をすると黒塗り部分が閲覧できる状態でした。

黒塗り部分には、氏名や住所など個人情報の記載はありませんでしたが、学年や聞き取り内容など個人の特定につながる可能性がある情報が記載されていました。

関係部署の指摘で市は約3時間後にデータを削除しましたが、この間3件の閲覧がありました。

市は改めて、黒塗り部分を見えないよう修正した報告書を公表し、今後、再発防止を徹底するとしています。

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