髙田明さんらがアピール 今秋開催の日本スポーツマスターズ 長崎県庁にカウントダウンボード 

大会の機運を盛り上げようと除幕されたカウントダウンボード=県庁

 今秋、長崎県で初めて開かれる中高年の全国総合スポーツ大会「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」の100日前イベントが20日、県庁であり、大石賢吾知事や大会アンバサダーの髙田明さん、県内競技団体の代表者らがカウントダウンボードを除幕した。
 大会は9月28日~10月1日、県内10市町の26会場で13の競技がある。
 イベントは、長崎純心大付属純心幼稚園園児のダンスで幕開け。トークセッションでは、14歳でバルセロナ五輪(1992年)平泳ぎ200メートル金メダリストに輝いた岩崎恭子さんが特別ゲストとして参加。岩崎さんは、日本水泳連盟生涯スポーツ・環境委員会委員長として大石知事、髙田さんと意見を交わした。
 髙田さんは「スポーツをしている人や観客を見ていると、その瞬間は(悩みなどを)全部忘れて笑顔になる」とスポーツの魅力を強調。岩崎さんは「たくさんの仲間ができたのが財産」と競技人生を振り返り「パワフルな皆さんを見るのが楽しみ。生で(競技を)見る楽しさを感じてほしい」と語った。
 コロナ禍前の大会では、選手や関係者ら約8千人が開催県を訪れていた。大石知事は「スポーツの素晴らしさを県民、参加者と分かち合い、各地域の長崎の素晴らしさも感じてもらいたい。皆さんも楽しみながら盛り上げて」と協力を呼びかけた。

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