Anker、“最高峰”めざしたロボット掃除機「Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro」

「Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro」

アンカー・ジャパンは、Eufyブランドのロボット掃除機「Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro」を6月21日に発売する。価格は199,900円(税込)。発売記念として初回150台に限り、Amazonでは19%のポイント還元、同社公式オンラインストア等では10%オフかつ10%クーポン還元を行う。

同社ロボット掃除機の最上位機として、「究極の機能性と美しさを追求」したというモデル。先行して海外でクラウドファンディングが行われた「MACH R1」がついに正式発売される格好となる。なおMACHブランドは終了となり、今後はEufyブランドの中で展開していくとしている。

本機では、人に見せたくなるデザインを目指しつつ、掃除力、かしこさ、セルフクリーニングにおいて、最高峰を目指していると説明。今年2月に発売された「X10 Pro Omni」と比較しても、それぞれの機能がレベルアップしたとアピールする。

大きな特徴として、水拭き用のモップを常に洗浄するという「Always-Clean Mop」を採用。長さ約29cmのロール状モップを回転させつつ、本体内のタンクから浄水を供給、汚水タンクも本体内に備えることで、常にモップを清潔に保つ仕組みとなる。これによって汚れを拭き広げることなく、また1kgの圧力で押しながら拭くことで、ベタつきなどの汚れも掃除できるという。

ロール状の回転モップを搭載

吸引力はX10 Pro Ominiと同様に、Anker史上最高の最大8000Paを実現。さらに障害物回避性能やマッピング性能を強化させることで、人間が掃除するかのような滑らかな動きで走行し、効率の良い経路で掃除できるとする。

具体的には、ドローンや自動運転に使われる「3D MatrixEye」を搭載。2眼のセンサーで奥行きを捉えつつ、障害物が何なのかを認識することにより、物体に触れることなく掃除できるとのこと。椅子の脚の周りも、ロボット掃除機が一周するようにして掃除することが可能になった。またマッピング機能については、dToF LiDARにより間取りや家具の位置を高速かつ高精度に検出できるという「TrueCourse マッピング」を採用する。

搭載センサーも強化した

充電ステーションでは、ゴミの回収(約2か月分)、洗剤の自動投入、モップの洗浄、55度のモップ温風乾燥などに対応。さらに、オゾン水を生成する「Eco-Clean Ozone」機能を搭載しており、これによって掃除後の床やモップを除菌できるとする。

浄水タンクを取り外したところ

ほか、ステーションの上部には液晶パネルを搭載しており、「モップを洗浄中」などの状態を確認できる。さらに浄水タンクを透明にすることで、水がなくなった際にはライトが赤く光って知らせる機能も備える。掃除機本体の外形寸法は約32.5×34.7×9.6cm、ステーションの外形寸法は約38.3×46.7×67.0cm。質量については、掃除機本体が約4.8kg、ステーションが約11.6kgとなる。

ステーションの上部にディスプレイ搭載

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