「ドアを閉め忘れた」熊本都市バスがドア開けたまま約800メートル走行 安全装置はスイッチ切れ作動せず【熊本発】

熊本都市バスの路線バスがドアを開けたまま約800メートル走行していたことが分かった。バスには乗客はいなかったということだが、熊本都市バスは「再発防止に努める」としている。

運転手が乗客降ろした後ドア閉め忘れ

熊本都市バスによると、6月17日午後5時ごろ、熊本市中央区の市役所前のバス停から桜町バスターミナルまでの約800メートルを、路線バスがバス中央部のドアを開けたまま走行した。

熊本都市バスの従業員がドアを開けたまま走行する路線バスを見かけ会社に連絡。バスの運転手は「市役所前のバス停で乗客3人を降ろしたあと、前方のドアのみを閉めて、中央部のドアを閉め忘れた」と話しているということだ。バスには乗客はいなかったという。

路線バスにはドアが開いたままでは発車できない安全装置が設置されていたが、スイッチが切れていたという。熊本都市バスは6月18日に熊本運輸支局に報告し、「運転手のドア開閉ランプの目視確認を徹底するなど再発防止に努める」とコメントしている。

(テレビ熊本)

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