ケインが悲痛な叫び! どうやってプレスをかける?「よく分からないんだ」「ボールを持っていても、持っていなくても苦戦している」【EURO】

イングランド代表は現地6月20日、EURO2024のグループステージ(GS)第2節でデンマーク代表と対戦し、1-1で引き分けた。

この試合で先制点を挙げたハリー・ケイが、チームの現状を嘆いている。英紙『THE Sun』によれば、エースは現地メディアに「我々はボールを持っていても、持っていなくても苦戦している」と吐露した。

「(GS初戦を含め)両方の試合とも、プレスがうまくいっていない。上から下まで、私からピックス(GKジョーダン・ピックフォード)まで、十分ではなかった。ボールを保持することやプレッシャーのもとでプレーすることに関して、全員が少しレベルを落としている」

チームとしていかに戦うか。戦術面に不安を抱えている。

「試合の立ち上がりは良いんだ。でも、相手チームが数人の選手を下げると、どうやってプレッシャーをかければいいのか、誰が出るべきなのか、よく分からないんだ」

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デンマーク戦に関しては、「後半は、私とジュード(・ベリンガム)が相手の2人のミッドフィルダーの前でプレーするように変更した」という。それでも「難しかった」と手応えは得られなかった。

GS初戦はセルビアに1-0で勝利。2試合を終え1勝1分の戦績で勝点4。グループの首位に立ち、決勝トーナメント進出に向けて優位な立場にあるイングランドだが、少なからず問題を抱えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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