仙台市で「PIZZA LABO Regina」など5店舗経営 破産手続き開始決定 負債約1億3000万円<新型コロナ関連>

破産手続きの開始決定を受けたのは、宮城県仙台市青葉区の「Growth」。

帝国データバンクによると、「Growth」は仙台市内で「PIZZA LABO Regina」や「鉄板Bar102」「チカのワバルWAO」シミュレーションゴルフ場を併設した居酒屋「Golf&Bar Impact」(国分町店・泉中央店)の5店舗を経営していた。

主力店「PIZZA LABO Regina」は繁華街の入り口を好立地により、団体利用も多く取り込み2017年10月期の売上高は約1億5300万円を計上していた。

しかし、2020年からのコロナ禍で来店客が大幅に減少し、さらに高い家賃が重荷となり2020年10月気から3期連続で赤字計上を余儀なくされていた。

コロナ収束で集客を図っていたものの、2023年10月期の売上高は約1億1500万円。

税金や社会保険料などの支払い費用を捻出するために店舗の売却を進めたことでしのいでいたが、資金繰りが限界に達し、6月初旬に事業を停止していた。

負債は約1億3000万円とみられる。

なお、「PIZZA LABO Regina」「鉄板Bar102」「チカのワバルWO」「Golf&Bar Impact」(国分町店)は別会社に事業を譲渡し営業を継続する。

「Golf&Bar Impact」(泉中央店)は閉店となっている。

© 株式会社宮城テレビ放送