カメムシの被害で出荷量が例年の半分に…桃の収穫 愛媛・松野町

愛媛県松野町では夏の味覚モモの収穫が始まり、早朝から農家が作業に汗を流しています。

松野町では29軒が合わせておよそ10ヘクタールでモモを栽培していて、今年も今月中旬から収穫が始まりました。

町内延野々にある農業団地でも、谷中邦喜さんとその家族が、皮が濃い赤色で豊富な果汁が特徴の日川白鳳という品種の収穫に汗を流していました。

JAによりますと今シーズンはカメムシの被害によって、出荷量が例年の半分、4トンほどの見通しですが、天候に恵まれたことから被害を免れたモモは大玉で糖度が高い実に育っているということです。

(谷中邦喜さん)
「松山の市場にも出て行っておりますので皆さんに喜んで食べていただければ」

松野町のモモの収穫は来月下旬まで続き、県内を中心に出荷されます

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