飲酒運転撲滅へ タクシー運転手と大学生が通報訓練

福岡県内で飲酒運転による事故が相次いでいることを受け、福岡市の警察署で21日、飲酒運転を目撃した場合の通報訓練が行われました。

訓練に参加したのは、タクシードライバーや福岡大学の学生などです。

車の中で運転者が眠り込んでいるところを通りかかった時や、缶ビールを飲みながら人が車に乗り込むところを目撃した場合を想定し、車や人の特徴などを警察に通報しました。

福岡県警によりますと、今年に入っての県内の飲酒運転による検挙件数は、先月末までで639件と去年に比べ46件増加し、21日も北九州市で男が現行犯逮捕されています。

訓練後は「九州プロレス」の人気選手と参加者らがチラシなどを配り、福岡からの飲酒運転撲滅を呼びかけました。

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