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サクランボの大玉品種「やまがた紅王」の重さを競うコンテストが20日、寒河江市の最上川ふるさと総合公園で開かれた。県内から39点の出品があり、天童市荒谷、農業村形静雄さん(78)が2代目王者となった。全39点の即売会が22日、山形市のイオンモール山形南で開かれる。
県や主産地のJAなどでつくる「やまがた紅王ブランド化プロジェクト会議」が主催し2回目。着色面積が80%以上の「特秀」かつ直径31ミリの4L以上を出品規格とし、1点当たり10粒の総重量を競った。今月の高温の影響で生育が早く、29点が事前に出品した。この日は残り10点が出品され、着色や大きさを確認する予備審査が行われた。
全39点を計量した結果、1位は村形さん(天童青果市場)142.6グラム、2位は天童市の金平芳己さん(JAてんどう)139.9グラム、3位は鶴岡市の榎本義郎さん(JA庄内たがわ)137.4グラムだった。
今季は開花から収穫までが例年より10日以上早く、小ぶりだという。村形さんは「厳しい環境だったが大きく育ってくれてうれしい」と喜びを語った。
即売会は午前9時から整理券を配り、10時に開く。価格は1位1万5千円、2位1万円、3位7千円で、他は4千円。