【早出し】夏至前日の県内、内陸の多くが真夏日 10地点で今年最高気温に

最高気温33.3度となった山形市で、刈り取った雑草を集める手を止め汗を拭う男性=同市・馬見ケ崎プールジャバ近くの駐車場

 夏至前日の20日、県内は高気圧に覆われて気温が上昇し、内陸では多くの地点で真夏日(最高気温30度以上)となった。山形地方気象台の22観測地点のうち、33.4度の米沢、32.8度の東根など10地点で今年最高気温だった。

 同気象台によると、このほか今年最高となった地点と気温は、村山と長井が32.7度、高畠32.6度、新庄31.8度、尾花沢31.3度、西川町大井沢30.9度、真室川町差首鍋30.8度、大蔵村肘折28.7度。平年より6~7度ほど高かった。

 33.3度まで上がった山形市は、正午時点で30度を超え、市街地では直射日光を避けようと足早に歩く人が目立った。同市馬見ケ崎プールジャバ近くの駐車場では、刈り取った雑草を集めていた人が、作業の手を止めると汗を拭っていた。夏至の21日も気温が上昇し最高気温は30~33度となる見込み。

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