島根がウィリアムスニカの退団発表「複雑な想い」ファンとの思い出を振り返る

B1リーグの島根スサノオマジックは6月21日、自由交渉選手リストに公示していたウィリアムスニカが2023-24シーズン限りで退団することを発表した。

現在36歳のウィリアムスは、日本国籍を持つ203センチ111キロのセンター。2020-21シーズンに島根へ加入し、移籍4年目の今シーズンは開幕からスターター起用が続いていたが、1月7日の群馬クレインサンダーズ戦を最後に負傷離脱。最終節に復帰したものの、レギュラーシーズン30試合の出場にとどまり、平均7.7得点5.5リバウンドの成績だった。

今回の退団発表に際して、ウィリアムスは次のようにコメントした。

「私を応援してくださっている素晴らしいファンの皆さまへ。この愛するチームから退団発表をするにあたり複雑な想いを感じております。この何年間の中で街の文化、綺麗さ、そして健康な食事を楽しみながら数多くの勝利を皆さまと共にできたことは並大抵なものではないと思っております。アリーナ内に鳴り響く声援、そして勝っても負けても揺るぐことのない後押し。道端でお会いする時の挨拶や数分間の会話。皆さまと交わすハイタッチと美しい笑顔が私の情熱に火を付け、この旅の中で忘れられない思い出ができました。全ての試合を皆さまのために戦い、皆さまが見せてくれた忠誠心が私にとって全てです。これから新しい挑戦に臨みますが皆さまの熱意を心の奥底で大切にし続けます。チームの『真』のムードメーカーとして支えてくださりありがとうございます。この度はお別れを言うことになってしまいましたがこれは永遠なものではありません。今までお世話になりましたと共に深く感謝申し上げます!!素敵な4年間をありがとうございました!」

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