京都・宇治市で18日、バイク窃盗の一部始終が防犯カメラに記録されていた。被害に遭ったのは人気車種のバイク「Honda PCX125」で、被害者は計画的犯行ではないかと推察しており、警察は窃盗事件とみて捜査している。
辺りが寝静まる午前1時半ごろの犯行
バイク窃盗の一部始終が記録されていた防犯映像には、京都・宇治市にあるマンションで辺りが寝静まる午前1時半ごろ、駐車場に1台の車が停まる様子があった。
車から降りてきたドロボーが、階段付近で何かを物色している様子がうかがえる。
物色した後に一度、車の方へ戻ると、再び階段付近に近づいたその時、大きな音を立てて、バイクを盗み出したのだ。
ドロボーは前輪だけ持ち上げ、荷車を押すようにしてバイクを移動させていた。
バイクを盗まれた被害者は映像を見て、「ハンドルロックかかっているから前輪を持ち上げて、後輪だけで一直線で運んでいる感じで」と説明した。
どうやら犯人はハンドルが動かなかったため、動く後輪だけ利用して動かしていたようだ。
超人気車種「Honda PCX125」被害者「狙われたのでは」
その後、ドロボーは車へ積み込もうとするものの、かなり重いのか途中で仲間が現れ、２人がかりでバイクを積み込んだ。
犯行の一部始終を見た被害者は、「狙われていたのではないか」と推察。
所有していたバイクについて、「バイクの中で一番売れている車種で中古車でも、そうそう出回らないんですよ」と語った。
被害に遭ったのは、人気車種の「Honda PCX125」。中古でも手に入りにくい超人気のバイクとなれば、ドロボーがあらかじめ狙いをつけていた可能性もある。
被害者は今回の事件に対し、「自首も多分するつもりはないだろうし、許せないですね。人のもの盗ってね、何があっても捕まえたいです」と語った。警察は、窃盗事件とみて捜査している。
(「イット！」 6月20日放送より)
