能登半島地震の災害廃棄物 富山県内は推計9万トン

富山県は、能登半島地震で発生した県内の災害廃棄物が、5月の時点の推計でおよそ9万トンにのぼるとみています。

県によりますと、能登半島地震の被害に伴い家屋の解体や片付けなどで発生した災害廃棄物は、5月の時点の推計で県全体で9万200トンにのぼります。

これは県内で1年間に出るごみのおよそ2割にあたります。

県は、こうしたごみを速やかに処理するために、災害廃棄物処理実行計画をこのほど策定しました。

計画では、可能な限り再資源化や焼却を行って、埋め立て処分量を減らすなどとしています。

解体工事は2025年12月までに行い、廃棄物処理は2026年1月までの完了を目指します。

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