by 石井 一志
トヨクモクラウドコネクト株式会社は18日、よく利用される特定の業務システムをパッケージとして提供する「業務パック」を提供すると発表した。今回はその第1弾として、重複排除機能を搭載した予約システムの提供を開始する。
「業務パック」は、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」と連携サービスを組み合わせ、利用頻度の高い特定の業務システムをパッケージとして提供するソリューション。kintoneとSaaS連携のスキルを持つエンジニアが構築したシステムを、迅速かつかつコストを抑えて導入できる点が特長という。また、業務に合わせてシステム設定を柔軟に変更できるkintoneをベースにしているため、利用企業自身での柔軟なカスタマイズにも対応可能とした。
その第1弾として提供される予約システムは、kintoneとフォーム作成サービス「フォームブリッジ」を連携させたもので、スケジュール枠の予約からセミナーの参加予約まで、さまざまな用途に対応でき、通常の設計では実装が難しい、重複予約を防ぐ仕組みも組み込まれているとのこと。
トヨクモクラウドコネクトでは、利用例として、会議室や社用車の予約といった社内向け、セミナーの参加受付、イベントの来場予約などの社外向けに活用できると説明。また自治体向けの利用例として、住民向け公共施設予約（公民館・スポーツ施設）、相談予約（福祉・子育て・市民窓口）、子供の検診予約、保健センターの検査予約などを挙げている。
