富永啓生、豪州戦のテーマは「ゲーム勘」…3月以来の実戦へ「日本に戻ってきて試合ができるのは楽しみ」

6月21日、北海きたえーるで行われるオーストラリア代表(FIBAランキング5位)との「日本生命カップ2024(北海道大会)」に向けた男子日本代表(同26位)の前日練習が行われ、富永啓生が囲み取材に応じた。

富永にとっては、ネブラスカ大学の一員として出場した3月23日のNCAAトーナメント1回戦以来となる実戦。「5対5の試合をここ数カ月はやっていません。ゲーム勘を戻していきたいです」と自身のテーマを語りつつ、「絶対に勝たなければいけません。一歩、二歩とレベルアップできたらいいと思っています」と、若手中心の相手に対しても必勝を誓った。

国内での試合は「FIBAバスケットボール ワールドカップ2023」以来。「日本のファンの皆さんの前でプレーする機会はなかったので、日本に戻ってきて試合ができるのは楽しみです」とコメントした。NBA組が不在となるなか、「空いたら打つのは誰がいても変わりません。渡邊(雄太)選手がいないので、よりアグレッシブにならないといけないと思っています」と意気込んだ。

20日に発表された遠征メンバーのリストに須田侑太郎、西田優大(ともにシーホース三河)、原修太(千葉ジェッツ)、今村佳太の名前はなかった。トム・ホーバスヘッドコーチから「特別な3ポイントシューター」と評された富永は「落選した選手の気持ちも背負って、やっていかなければいけません」と話した。

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