学生調理師が腕を振るうランチ 盛岡・リリオ内に「クレエ」開店

心を込めて作った料理を提供する学生(左)

 盛岡市のMCL菜園調理師専門学校(及川源太校長、学生38人)の学生が腕を振るうレストラン「クレエ」が、同市大通のリリオ内にオープンした。毎月期間限定で営業し、第1回は21日までの3日間、岩手県産菜彩鶏の西洋ランチ各30食を提供。夢の実現に向け、2年生が調理、接客を担い、実践的に学びを深める。

 「いらっしゃいませ」。オープン日の19日、学生たちが来店客を明るく迎えた。メニューは、焼いたナスを鶏肉で巻いたフランス料理「バロティーヌ」やアサリのピラフ、ジャガイモの冷製スープ、メロンを使ったデザートなど。20人が前日から仕込み、丁寧に盛り付けて仕上げた。

 午前11時~午後2時でランチ千円。原則事前予約制で、次回は市内のフレンチレストラン監修の下、7月10~12日に開く。開店日は同校正面玄関前で弁当(600円)、焼き菓子セット(500円)、デザート(400円)も販売する。問い合わせは同校(0120.318.055)へ。

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