最後の妊婦健診で、バルーン+促進剤で誘発分娩をすることに。本陣痛から約4時間半のスピード安産【たまひよ 出産体験談】

こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、ちーかまさんの出産体験談をお届けします。

私自身、出産直前はレポを見漁ったのでどなたかの参考になれば
バルーン+促進剤で誘発、経膣分娩です!

【出産レポ】
3/15
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最後の妊婦健診
前々から3月中に産みたいことは伝えていたので、「予定日までに産まれなきゃ、27.28日あたりに誘発すれば3月中には産まれるよ」と言われたけど、妊婦生活に疲れてきたわたしは「予定日より早くもできます…?」って相談してみたら「じゃあ21日にしよっか」とあっさり承諾。その場で誘発分娩の入院予約。

3/21
誘発分娩入院日
今まで何の予兆もなかったのに日付変わった途端
今までとは違う規則的な痛みが…!
今思えば、赤ちゃんも出てくる準備してくれたのかな。

0:30
規則的におなか痛い…?陣痛カウンターつけてみる。10-15分間隔 普段の生理痛くらい

1:30
10分切る時もあるけど間隔は不規則

3:30
5-8分間隔になって、少し痛みも強くなってきたので夫を起こして(気づいて自分で起き上がってくれた)産院に電話→「今日元々入院予定ですよね?まだ痛み弱いので、予定通り8:30に来てください」と言われる

5:00
陣痛カウンターつけるのやめて、痛みの間でちょっとずつ眠る

7:00
起き上がって朝ごはん食べる。起き上がったら痛み落ち着いて、普通に支度する

8:30
病院到着
痛みはあまりなくて、おなかは規則的に張ってる

9:00
内診
バルーン投入。子宮口指2本入らないくらい。でも夜中の前駆陣痛のおかげか、「産道は柔らかくていい感じだね」と

9:10
夫と分娩室へ移動
赤ちゃんの心音とおなかの張りが分かるモニターつける。この時から生理痛の1個上くらいの痛み。助産師さんと3人で話す余裕はまだある。測ってないけど5分間隔くらい?

10:00
促進剤の点滴投与開始
12mL
まだ話せるけど呼吸意識しないとだいぶ辛い

10:30
促進剤18mLに増やす
勝手に声が出てしまうくらいには痛い
ひたすら呼吸意識して夫に寄りかかって耐える。TVで"19:00-サッカー日本代表"ってやってて、3人で「これ始まるまでに産まれてるといいね」って話してた(ちゃんと産まれて、病室でゆっくり見た笑)

11:00
促進剤24mLに増やす
かなり痛いので1点を見つめて痛み逃しに集中

11:35
お昼ご飯運ばれてくる
美味しそうなおこわ…食べたいけど食べたら絶対吐くって感じだったから食べられずほんの数口

12:00
助産師さん様子見にくる
「この陣痛はまだ準備運動だよ、食べないと赤ちゃんに栄養いかないから食べれるもの食べて」とちょっと怒られる(後々、この痛みは割と最終段階だったと知る…)頑張ってゼリー飲料1個完食する

12:15
めちゃくちゃ痛いけどめちゃくちゃ眠い
陣痛の合間は目をつぶって寝落ちする

12:25
内診
バルーン抜けてて、子宮口7cm!
あまりの進みの早さに助産師さんも驚いてた

12:30
内診終わった途端の陣痛で体が勝手にいきむ。「いま…勝手に…いきんでて…トイレしてきていい…?」って必死に伝えたら、「待ってね、もう一回見せて」って内診される。子宮口がほぼ全開!急いで分娩台にあがる。「すごいよ!一気に進んでる!」と褒めてくれる

12:38
ちょうどお昼食べに行ってた夫に電話。もういきまずにはいられないけど「力入っちゃってもいいよ!」って言ってくれて、全力でおしり押さえてくれる。これがめちゃくちゃありがたい…!夫も腰さすったり全力でサポートしてくれてた。分娩台の手すりにしがみつき、大声で叫びながらも呼吸に集中してなんとか耐える。いきんで良くなるまでのこの時間がつらい…!あと何回…?ってずっと思ってた。バタバタと先生と助産師さん3人集合して最終準備

13:00
「次痛いタイミングで、声出さずに力入れてみよう!」と言われ、ついにこの時が来た!と喜ぶ。うんち出すときとほんとに一緒、必死にいきむ。頭が見えてきたようで「旦那さん見える?!頭だよ!お母さんも触ってごらん!」と言われてちょっと触ったけどそれどころではない(笑) 1回の陣痛で2回ずついきむ。頭が途中ではまっちゃうととても痛くて「痛い!痛い!早く次の陣痛きて!」と叫ぶ。どんなに辛くても"無理""やだ"っていうネガティブな言葉は言わないと決めていたので途中「もう!」ってなんか怒ってた(笑)次で最後にするぞって気持ちで全力でいきみ、5.6回目で肩が見えて…

13:11
赤ちゃん誕生!
産声をあげてくれたことに安心し、やっと会えた我が子に「かわいい。かわいい。」とわたしも夫も大号泣

赤ちゃんを綺麗にしたり計測したりしている間、胎盤を出したり会陰を縫ったりの処置。
会陰切開はせず、2箇所縫ってもらったけど傷は小さかったみたいだけど、縫うのは少し痛くて"なんで産んだあとも痛い思いしないといけないんだよ"と思って先生に「いたい」って怒ってた、ごめんなさい、(笑)「ごめんごめん」ってめっちゃ軽くあしらわれてたけど。

お互いの処置が終わり、私と夫と赤ちゃん、3人でゆったり分娩台の上で2時間過ごす。
写真撮ったりひたすら赤ちゃんを愛でたり幸せな時間…
最後、助産師さんが来て初乳を飲ませてくれる。
産まれたてなのに、ちゃんと咥えて飲んでる…すごい。
"胎盤を見てみたい"とも伝えていたので
すごく丁寧に説明しながら見せてくれる、ぐろい(笑)

本当に、産まれたての赤ちゃんがかわいすぎて、産まれた瞬間から「もうこのまま成長しないでいい、このままでいて?」って意味分かんないこと言ってました(笑)

そして、まだ準備段階だよと言われていたあの痛み、"まだこんなレベルで痛いとか言っちゃいけない…"と自分で謎にセーブしてたので助産師さんもお産の進みに気づかなかったらしい。お産終わった後に聞いたら「痛がり方がかわいすぎてあんなに進んでると思わなかったよ!」って言われました、痛みはちゃんと顔に出すことをお勧めしたい。
モニターついてるから分かるのかと思ってたけど、痛みの程度までは分からないんだね。

自分があんなに叫ぶと思わなかったし、冷静に振り返ったらあの姿めちゃくちゃ恥ずかしいし、あの痛みは凄まじかったけど、本当に幸せなお産でした。

本陣痛から約4時間半、スピード安産
初産なのにすごい!ってたくさん言われた
赤ちゃんは約2300gだったので当日は保育器へ
でも次の日からは普通に母子同室できました

最後まで読んでくださりありがとうございます!

いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

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●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年3月の情報で、現在と異なる場合があります。

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