「Bプレミア入りの大きな布石に」ドラゴンフライズ社長 広島グリーンアリーナ改修案を知事に説明 スイートルーム設置

バスケットボール・広島ドラゴンフライズの 浦伸嘉 社長が、Bリーグ・プレミアに参入するために広島グリーンアリーナを改修する案を湯崎知事に説明しました。

広島ドラゴンフライズをめぐっては、県が2026年から27年にかけてのシーズンから5シーズンを目安に、グリーンアリーナの暫定利用に協力することが決まっています。

21日、広島ドラゴンフライズの浦社長が、県庁を訪れ、改修案を知事に説明しました。

広島県 湯崎英彦 知事
「まずはアジア3位、おめでとうございます」

Bリーグ・プレミアの参入基準では、観客席が5000席以上で、スイートルームがあることなどとされています。

改修案では、観客席は5205席以上、スイートルームは7室を新たに設けるほか、現在は貴賓室として使われている1室を加えて合計8室とします。

工事の費用は約3億円で、来年1月から4月まで県が行うLED工事にあわせて実施。完成後は県に寄付するということです。

広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉 社長
「Bリーグを引っ張っていけるようなクラブになりたい。そのために改修が必要だったということなので、もう少し詰めて素晴らしいものをつくって、Bプレミア入りの大きな布石にしていきたいと思っている」

湯崎英彦 知事
「他のスポーツでも環境を楽しむことができるので、いろんなスポーツにもプラスになるのではと思う」

広島ドラゴンフライズは、改修後のグリーンアリーナを2025年から26年にかけてのシーズンで試行的に使用した後、2026年から27年にかけてのシーズン以降、本格的に使用する予定です。

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